Tableau 10.1新機能:JSONファイルが利用可能になりました
Tableau 10.1新機能シリーズ、当エントリでは新しいファイル形式として『JSON』ファイルが利用可能になった件について見て行きたいと思います。
まずはサンプルデータの入手。下記サイトに手頃なデータがありましたので、一番軽めのやつをダウンロード・解凍します。
Tableau 10.1を入手&インストールし、起動。対象データソースの選択肢に『JSONファイル』が増えています。
上記で準備したファイルを選択。
すると、JSONファイル構造を解析したウインドウが表示され、『どの部分をデータとして取り込むか』の選択が出来るようになっています。データのプレビューが出来るのは親切ですね。初期設定では一番上の選択肢が選ばれている状態です。任意のパートを選んで[OK]を押下して先に進めます。
参考までに、JSON(整形済)の内容とTableauでの取り込みの比較。入れ子構造になっているところはTableauではフォルダを使って表現されています。
取り込んだJSONデータを使ってVizを作ってみます。こんなのとか、
こんなふうに。
まとめ
という訳でTableau 10.1の新機能『JSONファイル対応』のご紹介でした。今回は任意のスキーマをピックアップしてみましたが、ファイルをローカルで読み込むのでデータの件数が多くなるとマシンパワーも結構なものを要求されるのでは、という印象でした。(実際、上記サイトの一番デカいファイルで今回のケースを試してみましたが、手元のMac環境は読み込み中ファンがずっと回りっ放しでした。抽出ファイルもJSONファイルから作成可能ですが、同様の状況でした) ですので、実際JSONファイルを使う際は扱う項目数を減らしたり件数を絞るなどの点に考慮した方が良いのかもしれません。こちらからは以上です。